がん治療における管理栄養士の役割

 がん患者は、症状の悪化や治療の影響で食べる量が減るケースが多くなります。手術で胃や腸を摘出した直後はもちろん、他の部位のがんでも抗がん剤や放射線治療の副作用で、吐き気や口内炎、便秘や下痢が表れ、味覚や嗅覚にも影響が出て、食欲がなくなります。副作用は数か月にわたる上、症状は患者ごとに異なります。
 がん患者が抱える様々な食事の悩みに応え、栄養面から支援するのが管理栄養士です。管理栄養士の数は施設の規模にもよります。患者への対応力の目安になります。2016年度の診療報酬の改定で、新たにがん患者への個別の栄養指導が保険点数として認められました。管理栄養士が病棟で積極的に患者さんに関わることが理想です。食べられない患者も多いので栄養管理は大切です。

(2018年1月8日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

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