こども版地域包括ケア「ひろしま版ネウボラ」

広島県では、2017年度から、市町と「ひろしま版ネウボラ」の取り組みを進めています。ネウボラとはフィンランドの子育て支援のことで、妊娠期から子育て期まで、切れ目のない支援を実施することです。現在、子育て世帯包括支援センターは、県内17市町村の57か所に設置され、各市町が工夫を凝らしながら、妊娠期から切れ目のない手厚い支援に向けた取り組みを実施しています。
このひろしま版ネウボラは、①全ての子育て家庭との頻繁な双方向のコンタクトにより、信頼関係を構築し、子育ての安心感を醸成、②子育て家庭が抱える課題やリスクを確実に把握し、早期に適切な支援に結びつけることを目指しています。子育て家庭とネウボラが信頼関係を築くためには、やはり人材の継続的な確保・育成が重要になってきます。

 

(家族と健康 第784号2019.7.1)
(吉村 やすのり)

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