このまま地球温暖化が進めば

国立環境研究所らの予想によれば、このまま地球温暖化が進むと、日本では1960年生まれの世代が一生に一度も経験しないほど暑い日を、その孫は生涯で400回も経験するとしています。
研究チームは、1960年生まれが80歳まで生き、60歳で孫が生まれ、その孫も80歳まで生きる想定で計算しています。その上で、温暖化の影響を大きく受ける孫世代で、祖父母が経験する日中最高気温と、24時間降雨量の最大値を超す回数を計算しました。気温が上がると、大気中の水蒸気量が増え、大雨も増えると予想されます。温暖化の進み具合は、工業化前に比べた世界の平均気温上昇が、2100年時点で2度4.8度まで4パターンで計算しています。
温暖化対策が進まず平均気温が4.8度上昇する場合、孫世代は祖父母が経験したことがない暑さを生涯で400回程度経験する結果になりました。祖父母が経験したことのない大雨にも、3回程度出遭うと予測されています。対策が進んで平均気温が2度に抑えられるケースでは、祖父母が経験しない暑さは10回程度、大雨は1.5回程度になります。

(2021年7月19日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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