わが国における人口統計

わが国における人口調査は、主に住民基本台帳と国勢調査に基づくものです。住民基本台帳の元になっているのは、自治体が国民健康保険の資格の確認や選挙人名簿の登録などの事務をするための住民票です。それを集計して発表しています。国勢調査は、人口や世帯の状況を把握する目的で、5年ごとに日本に住む全ての人と世帯を実際に調査するものです。
総務省は、人口推計という統計も毎月公表しています。国勢調査をもとに出生や死亡、国内の転居、出入国の数などから最新の人口を推測するものです。将来の人口は、国立社会保障・人口問題研究所が将来推計人口を公表しています。2015年の国勢調査で1億2,709万人だった日本の人口は、2065年には8,808万人になるとされています。

 

(2018年7月28日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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