わが国における生殖補助医療の成績2016-Ⅲ

出生児数
2016年に体外受精関連技術によって生まれた子どもの数は、54,110人に達しています。そのうち、82.6%は凍結胚による妊娠です。このことはわが国の優れた凍結技術と単一胚移植が実施されていることによります。また、年々35歳以上の高齢妊娠・出産が増加しています。

 

わが国の総出生児数に対する生殖補助医療で産まれた子どもの占める割合は、1999年に1%を超え、年々増加し、2016年は5.54%を占めています。つまり18.1人に1人が、生殖補助医療で誕生していることになります。

(吉村 やすのり)

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