わが国における生殖補助医療の現況―Ⅹ

生殖補助医療の妊娠率・生産率・多胎率の年次推移
移植あたりの妊娠率は、凍結胚では約35%に達しています。多胎率は2008年以降、急激に減少しています。しかしながら採卵あたりの生産率は、低下傾向にあります。これには生殖補助医療を受ける女性の高齢化が大いに関与しています。もう一つの要因としては、低刺激法や自然周期による採卵が考えられます。

(吉村 やすのり)

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