ギャンブル依存症

 統合型リゾート(IR)整備推進法の施行によるカジノ解禁に向けて、ギャンブル依存症対策は重要な課題となっています。厚生労働省の調査によれば、生涯でギャンブル依存症が疑われる状態になったことのある人は3.6%(前年度比0.9ポイント増)推計されています。国勢調査のデータに当てはめると約320万人にのぼる計算になります。
 男女の内訳でみると、男性は6.7%、女性は0.6%と、男性に依存性が疑われる人が多くなっています。ギャンブル依存症が疑われる人の割合を諸外国と比較すると、生涯で見た場合は、オランダが1.9%、フランスが1.2%、スイスが1.1%であり、日本の割合が高くなっています。

(2017年9月30日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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