コロナ患者入院による病院の収入減

京都大学の研究チームの分析によれば、新型コロナウイルス感染症の患者を受け入れた大学病院や総合病院は、収入が大きく落ち込んだことが分かりました。患者が1人入院するごとに平均約520万円、集中治療室(ICU)などで治療した場合は平均約1,200万円減少しています。
診療報酬による収入は、最初の緊急事態宣言が出された期間中の昨年5月をピークに前年より減少しています。コロナ患者が1日入院するごとに約38万円、ICUなどを利用した場合は1日約79万円、収入が減るとしています。政府は、診療報酬の増額とは別に、病床を確保した病院に補助金を出す制度を設けてきています。

(2021年4月7日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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