コロナ禍での日常の変化―Ⅰ

生活
新型コロナウイルス感染拡大後の生活の変化を聞くと、ストレスは53%が増えたと答えています。男性の47%より、女性の58%の方が多くなっています。年代別では、50代が63%と高めで、女性50代に限ると71%と特に高くなっています。変わらないは全体で44%、減ったは1%しかいませんでした。
ステイホームが広がる中、家族と接する時間が増えた人は22%です。変わらないが64%で最も多く、減ったが13%でした。18歳未満の子どもがいる人では、40%が増えたと答えています。在宅勤務がしやすいせいか、職業別では増えたは事務・技術職層で高く31%でした。
ストレスと家族との関係を見てみると、家族と接する時間が減った人で、ストレスが増えたは67%と高く、家族との時間が増えた人も、ストレス増は60%と全体より高くなっています。生活の変化そのものがストレスに結びついているようです。
家族との関係は91%が、変わらないと答えています。よくなったが6%、悪くなったが2%です。一方、家族以外の人と接する時間は減ったが72%にのぼっています。東京では82%が減ったと答えています。

(2021年1月12日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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