スマホで健康管理サ-ビス

 日本予防医学協会は、約2200の企業や健康保険組合と契約し、定期健診などを請け負う一般社団法人です。京セラは今秋、日本予防医学協会と提携し、ウエアラブル機器とスマ-トフォンを使った健康管理サ-ビスを始めます。運動や食事など日々の生活に関する幅広い健康デ-タを蓄積し、医師らが生活習慣の改善などをアドバイスすることになります。スマホを使った本格的な健康管理サ-ビスを提供し、新たな成長ビジネスに育てようとしています。
 独自開発した衣服に付けるバッジ型の軽量なウエアラブル機器とスマホのアプリを使い、既存のサ-ビスに比べ幅広い内容の健康デ-タがまとめて測定・蓄積され、しかも見やすく表示されています。ウエアラブル機器は加速度センサ-などを内蔵し、歩行やジョギング、乗り物の利用、階段の上り下りなどを検知します。摂取カロリ-もスマホの同じアプリで管理できます。利用者は簡単な生活改善アドバイスを自動で受け取れるほか、企業が抱える産業医や管理栄養士が個人の健康デ-タをチェックし、専門的なアドバイスをすることもできます。

(2015年7月30日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

 

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