スマート会議

 日本において会議は、会議が長いことが問題となっています。会議中の眠気を防ぐためには、会議を開く時間も関係します。人が持つ24時間周期のリズムにおいて、最も眠気を強く感じるのは午後2時から午後4時です。可能なら、その時間帯を避けるべきです。眠気防止には、身体に動きを取り入れるのも有効です。例えば、立って会議したり、途中で座席替えをしたりすることも有効です。頭と身体はつながっているので、体に動きを与えれば脳は活性化します。
 居場所を問わず参加できるオンライン会議を多用することも大切です。参加者が一堂に集まる会議の場合、移動に時間がかかります。オンライン会議は出先から参加でき、会議のためだけに帰社する必要がないのも利点です。また終了時間を守ることも重要です。会議を延長させないことにより、効果的な議事運営に努めることが必要になります。会議時間を1時間以内に設定し、意思決定の速度を上げることが大切です。

(2017年6月26日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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