ノーベル賞

ノーベル賞は、ダイナマイトを発明したスウェーデンの実業家、アルフレッド・ノーベルの遺言で1901年に創設されました。物理学、化学、生理学・医学、文学、平和、経済学の6賞でそれぞれ毎年最大3人まで選ばれます。日本はこれまでに経済学賞以外の5賞の受賞者を出しています。2017年までの自然科学分野3賞の日本の受賞者は、1949年の湯川秀樹氏(物理学賞)に始まり、大隅良典氏(2016年、生理学・医学賞)を含めると22人です。
文部科学省のまとめでは2017年までの国別受賞者は、米国が断トツで261人です。次点は英国の79人、ドイツが69人で続いています。日本は5位です。ノーベル財団によると、文学や平和、経済学を含めると1901年から2017年までに923の個人と団体が受賞しています。授賞式はスウェーデンの首都ストックホルムで開かれます。同国国王が賞状とメダルを贈ります。平和賞はノルウェーの首都オスロで開かれます。これまでノーベル賞を2度受賞した人は、マリ・キュリーをはじめ4人います。

(2018年10月2日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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