ヒトiPS細胞によるマウス脊髄治療

慶應義塾大学の岡野栄之教授らは、慢性期の脊髄損傷になったマウスに、ヒトのiPS細胞から作った神経のもとになる細胞を移植し、症状を改善させることに成功しました。
ヒトのiPS細胞から神経のもとになる神経幹細胞などを作製し、薬剤を加えて、脊髄損傷が慢性化したマウス10匹に、それぞれ約50万個を移植したところ、自力で立ち上がれなかった状態から、56日後には移動できるまでに改善しました。

 



(2018年11月30日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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