一人暮らしの高齢者数の増加

2015年の国勢調査によれば、一人暮らしをする人(単身世帯)は、約1,842万人にも達しています。国立社会保障・人口問題研究所の日本の世帯数の将来推計によると、2040年に単独世帯が1,994万人となります。そのうち65歳以上の高齢者は、2015年の625万人から896万人に増加します。単独世帯に占める高齢者の割合も11ポイント増の45%となります。
高齢者人口に占める一人暮らしの人数を示す独居率は、男性が14%から20.8%に、女性が21.8%から24.5%へとそれぞれ上がります。一人暮らしの高齢者がさらに増える中、今後は見守りなどの仕組み作りが必要となります。男性の独居率は女性より低いのですが、高齢者になっても健康寿命の延長を図ることにより、男性の自立が望まれます。

(2018年9月18日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

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