世界大学ランキング

英教育専門誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)は、今年の世界大学ランキングを発表しました。日本の大学で最も順位が高い東京大学が、昨年の39位から順位を下げ、過去最低の46位となりました。東京大学の順位下落は、資金不足や中国などの大学が急速に順位を上げていることが主な原因と分析しています。ランキングは、論文の引用頻度や教員数など独自の13指標で評価されています。
全体の千校の中に日本の大学は、71校が入りましたが、上位200校は東京大学と74位の京都大学(昨年91位)のみです。400位以内には、大阪大学、東北大学、東京工業大学、名古屋大学、九州大学が入っています。トップ10は英米とスイスの大学が占めており、1位は英オックスフォード大学です。2位はケンブリッチ大学、3位は米カリフォルニア工科大学と米スタンフォード大学です。アジアでは22位のシンガポール国立大学が最も上位です。

(2017年9月6日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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