世界競争力

世界経済フォーラム(WEF)は、2019年版の世界競争力報告を発表しています。シンガポールが初めて1位となり、昨年首位だった米国は2位に後退しました。日本は6位と前年より1つ順位を下げ、香港に抜かれました。141カ国・地域を対象に革新力、労働市場など12項目を100点満点評価しています。
日本は82.3点と、前年より0.2ポイント低くなりました。長寿を背景に健康は100点でしたが、硬直的な労働市場や、女性の労働参加が不十分である点などに改善の余地が大きいとされています。1位のシンガポールは、金融システム、マクロ経済の安定性などが高評価でした。3位の香港は金融やマクロ経済が評価され、83.1点と前年より4つ順位を上げました。韓国は13位、中国は28位でした。

(2019年10月9日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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