事故多発時間

 警察庁の調査によれば、日没前後1時間の薄暮時間帯に重なる午後57時台の事故が、突出して多いことが明らかになりました。死亡事故の時間帯別で最も多かったのは、午後5時台の1,389件で、同6時台が1,370件、同7時台が1,216件と続いています。
 薄暮時間帯について月別でみると、死亡事故は日没が比較的遅い6月の119件を最少に、日没時間が早くなる冬場に向けて増加しています。11月が358件と最も多く、12月と10月も300件を超えています。1012月は計1,031件で、計400件の57月と比べて約2.6倍となっています。薄暮時間帯は日没を挟んで急速に暗くなるため、ドライバーからは歩行者が見えづらくなり、歩行者の多い帰宅時間にも重なっています。

(2017年9月14日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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