人口減37万人

総務省の2018年1月1日時点の人口動態調査によれば、日本人の総人口は1億2,520万9,603人で、9年連続で減少しました。前年から37万4,055人減り、減少幅は1968年の調査開始以来、最大です。15~64歳の生産年齢人口は初めて全体の6割を切りました。外国人の人口は、過去最多の249万7,656人で、前年比7.5%増えています。人口が増加したのは、東京圏のうち東京、埼玉、千葉、神奈川の4都県と、愛知、沖縄両県の計6都県だけです。
出生数は94万8,396人で、1979年度の調査開始以来、最少です。死亡者数は134万774人で過去最多でした。出生数より死亡者数が多い自然減は11年連続で、その幅は39万2,378人と過去最大でした。主な働き手となる15~64歳の生産年齢人口は7,484万3,915人で、全体の59.77%にとどまりました。14歳以下の年少人口も1,573万5,692人に減り、全体の12.57%です。一方、65歳以上の老年人口は3,462万9,983人に増加しました。

(2018年7月12日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントは受け付けていません。