保育園入園のためのポイント

認可保育園の当落は、働き方や家族に状況などをもとに自治体が定めるポイントによって左右されます。共働き世帯が増えたことで、認可園の申し込みが定員を上回る状況が続いています。優先順位を判断するために自治体が定めているのが、保育園入園のためのポイントです。
インターネットでは、認可外保育園に預けた実績でポイントを稼ぐのが必須といった情報が示されています。認可外ポイントは、代表的な加点要素のポイントです。認可外保育園に一定期間預けて働いている世帯の子どもは緊急性が高いとみられ、有利になります。保育園入園に必要なポイントを稼ぐため、認可外園に入れることが保活の定番になっていますが、経済的に厳しい家庭も多くなっています。ポイント競争が生じる背景には、保育を希望する子どもの数を自治体が正確に把握できないため、待機児童が減らないことに起因しています。

(2018年4月5日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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