保育士の職場での改善希望事項

保育所のICT(情報通信技術)化が進んでいます。登降園管理や連絡帳の記載などに活用することが増えてきています。煩雑な業務を機械に任せることで、保育士の負担軽減や保育の質向上を目指します。保育所がICT化を進める背景には、少しでも労働環境を改善して保育士を確保したい思惑があります。保育士は超売り手市場です。保育士1人にどのくらいの施設が求人を出すかを示す有効求人倍率は、2018年度のピークで3.64に達しています。
東京都が昨夏実施した保育士実態調査によれば、職場への改善希望事項は、給与・賞与の改善が最多で、職員数の増員、事務・雑務の軽減が続いています。やはり人員増や事務の効率化で、負担を減らしてほしいと願っています。

(2019年5月24日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントは受け付けていません。