保育施設における障害児の受け入れ

障害があっても、集団での保育が可能なら、認可保育所や認定こども園、幼稚園などに入園を申し込むことができます。認可保育施設では、障害児に対応するため、職員を多く配置する加配制度もあります。受け入れ定員が設けられていたり、特別な医療的ケアが日常的に必要な場合は、対応が困難だったりすることもありますが、2016年度末時点で、6万人を超す障害児が保育施設を利用しています。
障害児の発達支援をする福祉施設を併用したい場合、午前中や昼過ぎまで通い、そこから夕方まで認可保育施設で過ごすといった選択肢もあります。また、福祉施設の専門スタッフが保育施設を定期的に訪れ、集団生活への適応などを支援する制度も利用できます。保育施設や幼稚園などでは、食物アレルギーや発育の遅れなどがある子どもの受け入れも進んでいます。

(2018年9月28日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

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