光遺伝学とは

光遺伝学とは、光を使ってたんぱく質や遺伝子の働きを制御する手法です。光技術と遺伝子工学を組み合わせ、光に反応する藻類のたんぱく質を動物の神経細胞に遺伝子組み換えの手法で作らせます。光ファイバーなどを使って、外部から脳に光を当てると、狙った種類の細胞を操作できます。この技術により、動物の記憶や食欲、睡眠などに関係する神経の活動を正確に操作できるようになっています。ショウジョウバエやゼブラフィッシュ、マウス、霊長類などの研究で成果が出ています。

(2018年11月19日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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