勤務間インターバル制度

医師の長時間労働が今や大きな社会問題になっています。残業時間の上限を定めることも大切ですが、退勤から次の出勤まで一定の間隔を空ける勤務間インターバル制度を義務付けるかどうかが問題となっています。6月に成立した働き方改革関連法では一般労働者においては年720時間以内、単月100時間未満などの残業時間の上限規制を課すと決めています。
しかし医師においては、応召義務もあり一般労働者と同様に残業時間の上限を設定することは困難なように思われます。そのため、まず勤務時間インターバルを8~10時間確保することは、最低限必要であると思われます。

(2018年11月30日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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