国内版ジェンダーギャップ指数

九州経済連合会は、政治や経済分野など国内のジェンダーギャップを発表しています。経済、教育、健康、政治の4分野に着目し、理系学部生の男女比など独自の項目も加えて、計15項目のデータを用いています。全国を11の地域に分けて、それぞれの指数と順位を出しています。
4分野を総合した1位は沖縄(0.659)で、最下位は北海道(0.627)でした。東京を含む南関東は2位、近畿は6位、東海は10位でした。国別の指数を世界経済フォーラムが公表しており、日本は昨年156カ国中120位と先進国で最低です。これまで経済団体は、男女平等の実現に前向きとは言えなかっただけに、九州経済連合会の取り組みは評価できます。

(2022年1月25日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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