在宅勤務

11月はテレワーク月間です。働き方改革が進むなか、情報通信技術(ICT)を活用して場所や時間にとらわれず柔軟に働けるスタイルに関心が集まっています。人材会社ビースタイルのしゅふJOB総研が働く主婦770人に理想の勤務場所を聞いたところ、在宅勤務が61%を占め最多でした。

子どもとの時間をとれる、親に介護が必要になった時に選べればありがたいと今後の広がりに期待する声が目立っています。一方で経験があると答えたのは3割に過ぎず、そもそも可能な職場が少ないと感じる人が9割を超しています。収入が少ないイメージ、プライベートとの区切りが難しいといった悩みもあります。理想の勤務場所では、通勤時間30分以内が52%、15分以内が39%で続いています。近場のカフェやサテライトオフィスでのテレワークが31%に達したのは職場環境が変わりつつある現状を映しています。

(2018年11月19日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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