在宅歯科受診

厚生労働所研究班によれば、歯がほとんどなくて入れ歯も使っていない高齢者の認知症を発症するリスクは、歯が20本以上ある人の1.9倍にも上ります。咀嚼機能が衰えることで、認知機能も低下する恐れがあります。最近、歯科医や歯科衛生士が自宅で診察や治療をしてくれる訪問歯科診療が注目されています。訪問歯科診療の主な対象は、病気や怪我のために通院での治療が難しく、在宅などで療養している人などです。要介護認定を受けている高齢者が多くなっています。
診察は、ベッドや布団に寝た状態や、椅子に座った状態などで行われます。レントゲンなど訪問診療用の機器を医師らが持参するため、通院時と同様の治療が受けられます。1回の診療にかかる時間は20分前後です。自己負担額は状況によって異なりますが、通院でかかる治療費に1,500円上乗せされるぐらいが目安です。治療する前に、無料訪問検診を行う歯科医院も増えています。歯科医や歯科衛生士が自宅を訪ね、口の中の状態を見て、費用や治療方針を説明してくれます。

(2018年5月9日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

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