基礎代謝量の年齢変化

 代謝とは、外から取り入れたエネルギーや栄養素が、体内で使われることをいいます。このうち、何にもしていなくても体が勝手に消費するエネルギー代謝を基礎代謝と呼びます。内臓を動かしたり、体温を保ったりするのに使われ、1日に消費するエネルギーの7割を占めています。
 年を取ると筋肉量が低下することにより、基礎代謝量も減少します。運動しないで、若い頃と同じように栄養を取っていると太りやすくなります。基礎代謝が落ちると、肌細胞の活力や新陳代謝も衰え、肌のトラブルにつながります。年を重ねると肌がたるみ、しわ、しみも目立つようになってきます。

(2017年7月31日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントは受け付けていません。