夜の街のコロナ対策指針

東京都では最近、国内有数の繁華街がある新宿・歌舞伎町のホストクラブでの感染発生が目立っています。ホストクラブを含めた夜の街関連の飲食店などの3業種を対象とした感染防止対策の指針をまとめています。感染に備えて経路を特定しやすくするために、利用客に氏名や連絡先の提出を求め、店側が把握できるようにしておきます。対人距離を2m確保することや客同士のお酌、グラスの回し飲みを避けることも求めています。しかし、指針は強制できず、順守には課題も残ります。
ホストクラブやキャバクラといった接待を伴う飲食店に加え、ライブハウス、ナイトクラブの業界団体がそれぞれ指針を策定しています。マスクやフェースシールドの着用も盛り込んでいます。接待を伴う飲食業では、客の横でカラオケやダンスを行うなどの接客を当面自粛します。ライブハウスでは、来場者と接触するハイタッチなどの演出を避け、ナイトクラブでは大声による飛沫の拡散を抑えるために店内の音量を必要最小限に調整します。

(2020年6月14日 岐阜新聞)
(吉村 やすのり)

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