大企業の賃上げ率

大手企業の定期昇給とベースアップ(ベア)を合わせた賃上げ率は、2.53%であり、1998年以来20年ぶりの高水準となりました。金額は月8,539円増です。人手不足に伴う企業の対応や好調な業績を反映しています。経団連は夏と冬の賞与も合わせた年収では、3%超の賃上げが実現すると予想しています。
賃上げ率は5年連続で2%を上回っています。賃上げ額は1997年以来の大きさです。けん引したのは2020年東京五輪を控えて人手不足感が強い建設や、業績が好調な自動車です。訪日外国人観光客の増加などを背景に、ホテルの賃上げ率が3.30%と業種別で最高でした。

(2018年7月11日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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