大学への納付金額

 納付金額をみると、私立大学よりも国立の方が安くなっています。これは、国から支出される金額に差があるためです。国立86大学に対し、運営費交付金として、国は約11,000億円を拠出しています。これに対して、約600校ある私立大学に対しての助成金は約3,150億円にすぎません。学生1人当たりでみると、国立の学生は、私立の学生の約17倍ものお金を国から受けている計算になります。
 しかし国立大学の学費もこの40年で50万円近く値上げしています。私立大学の学費は、国立の1.6倍で、相対的な差は小さくなっています。

(2017年7月14日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

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