大学入試共通テスト

 2020年から大学入試センター試験に代わり、大学入学共通テストが導入されます。共通テストは、国語や数学で記述式問題も導入するなど、大学入試制度では約30年ぶりの大改革です。グローバル化など社会の変革が進む中、知識に加え、課題解決のための思考力や判断力を測るテストに改める狙いがあります。英語はコミュニケーションを重視し、読む・聞くの2技能だけを測っていた試験を廃止し、4技能を測るため英検やTOEICなどの民間試験を使います。
 20202023年度の4年は民間と併用し、2024年度から民間に完全移行することにしています。2024年度からは、地理歴史・公民と理科でも記述式の導入を検討します。一部で学力不問になっているという批判もあるAO入試や推薦入試については、小論文、プレゼンテーション、共通テストなどのいずれかを必須にする予定です。

(2017年7月11日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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