女性の教員比率

 経済協力開発機構(OECD)の調査によれば、日本の大学など高等教育機関の教員に占める女性の割合は27%です。10年前の調査から9ポイント上昇していますが、OECD平均の43%を大きく下回り、比較できる28カ国で最も低くなっています。女性比率が最高だったのはラトビアで56%、フィンランド51%、米国49%が続き、下位はイタリア37%、韓国35%、スイス34%です。
 他の教育機関の女性教員比率は小学校65%、中学42%、高校30%と、日本はいずれも最低レベルです。教育段階が上がると、女性比率が下がる傾向が目立っています。全教育機関の平均も48%と、OECD平均の70%に遠く及んでいません。

(2017年10月2日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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