子どもの視力低下

 子どもの視力が低下しています。文部科学省は子どもの視力を毎年調べています。2017年度の裸眼視力が1.0未満の小学生の割合が32%、中学生が56%でした。どちらも過去最高です。高校生も過去最高を記録した2016年度の66%にせまる62%でした。文部科学省は、スマートフォンやゲーム機を長時間、近くで見ている影響によると考えています。
 子どもがゲームで遊ぶ時間は平日が1時間強、休日が2時間程度です。NTTドコモは、保護者向けにスマホの長時間使用の悪影響を伝え、スマホの機能を制限できるアプリを推奨しています。また明るさの設定を調整し、目が疲れにくくすることができます。大切なのは家庭での対策であり、ゲームの時間を取り決め、家族でルール作りをすることが必要となります。

 

(2018年2月3日 朝日新聞)

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