子宮頸がんとHPVワクチン―Ⅷ

摂取後の副反応に対する診療体制
日本産科婦人科学会は、多様な症状を呈する方の診療体制の整備を、厚生労働省とも協力して積極的に進めてきました。現在、接種後に何らかの症状が現れた方のための診療相談窓口が全国85施設(全ての都道府県)に設置されております(図10)。しかしながら、これらの体制がまだ有効に機能していない面もあり、今後、さらに施設間や関連する診療科の間の連携を強化し、接種後に症状がでた際に、安心してすぐ に診療を受けられる体制作りに努力していく必要があります。

(「子宮頸がんとHPVワクチンに関する正しい理解のために」 日本産科婦人科学会)
(吉村 やすのり)

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