学歴別にみた初任給

厚生労働省の賃金構造基本統計調査によれば、2019年の大学卒の初任給は、21万200円で、前年より3,500円増えています。学歴別にみると、大学院修士課程修了と高校卒では、7万円ほどの差がありました。少子化で新卒採用が売り手市場であることを反映してか、どの学歴でも初任給は前年より増えています。大学卒の初任給は、10年前と比べて1万1,400円アップしています。
大学卒の初任給を男女で比較すると、男性は21万2,800円(前年比1.3%増)、女性は20万6,900円(同2.1%増)でした。産業別では、大学卒では税理士事務所や経営コンサルタント会社などの学術研究、専門・技術サービス業が約23万円、高卒では建設業が18万円で、いずれも最も高額でした。

(2020年3月12日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

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