小中高校生の視力の低下

小中高校生の視力が悪化し続けています。文部科学省が2009年度に実施した学校保健統計によれば、裸眼視力が1.0未満の子どもは小学生で34.57%、中学生が57.47%、高校生が67.64%で、いずれも過去最悪でした。
学校では原則としてランドルト環と呼ばれるCマークを使った検査を行っています。この方法では視力は分かるものの、視力低下の原因が詳しく分かりません。このため文部科学省は、一部の小中学校などの協力を仰ぎ、機械による視力検査を導入します。近視や遠視、乱視など視力低下の状況を調べ、スマートフォンの利用状況といった生活習慣の調査結果との相関関係を調べるとしています。

(2020年3月30日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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