小学生の放課後の過ごし方

学童保育は、1997年に児童福祉法で位置づけられました。現在全国に約2万5,000か所あり、123万人が利用しています。一定の研修を受けた支援員がいることが要件で、昼間自宅に保護者がいない家庭の子供を預かります。学校近くの民家や児童館などに設置され、自治体のほか社会福祉法人や保護者会、NPOなどが運営しています。利用料は月額4,000円~6,000円です。原則無料で誰でも利用できるのが、小学校内などで開く放課後子供教室です。主に教育委員会が担当し、ボランティアの保護者らが見守ります。
法律で定められた学童保育以外で、都市部を中心に注目されているのが民間の学童保育サービスです。学習塾や英会話教室による運営が多く、学校や自宅への送迎、夕食の提供といったサービスを特色にしています。毎日通うと月5万円以上かかることもあります。民間の学童保育サービスでは、就学前から予約ができるケースが大半です。放課後子供教室は、入学後でも申し込める地域が多いようです。

(2019年2月18日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

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