少子化をめぐる現状―Ⅹ

晩婚化と晩産化
平均初婚年齢は、長期的にみると、夫、妻ともに上昇を続け、晩婚化が進行しています。2017年で、夫が31.1歳、妻が29.4歳となっており、1985年と比較すると、夫は2.9歳、妻は3.9歳上昇しています。前年との比較では、男女とも横ばいとなっています。
また、出生時の母親の平均年齢を出生順位別にみると、2017年においては、第1子が30.7歳、第2子が32.6歳、第3子が33.7歳と上昇傾向が続いており、1985年と比較すると第1子では4.0歳、第2子では3.5歳、第3子では2.3歳それぞれ上昇しています。
さらに、第1子と第2子、第2子と第3子におけるける母親の平均出生時年齢の差を比較すると、1985年にそれぞれ2.4歳、2.3歳であったものが、2017年にはそれぞれ1.9歳、1.1歳と出生の間隔が短くなっています。

(平成30年度少子化の状況及び少子化への対処施策の概況)
(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントは受け付けていません。