少子高齢化社会における健康経営―Ⅲ

健康経営企業の認定
健康経営は経済産業省を中心に推進されており、経営者が健康経営に取り組むモチベーションとなるような顕彰制度が整備されています。健康経営銘柄は、東京証券取引所の上場企業33業種から原則1業種1社ずつ選定されます。一方、健康経営優良法人は、健康経営に取り組む企業の見える化を目的として、上場企業に限らず、所定の基準を満たせば、認定を受けられます。
健康経営の基本要素は、①経営理念・方針、②組織体制、③制度. 施策実行、④評価・改善、⑤法令遵守・リスクマネジメントの5つです。それぞれに関して、どのようなことに取り組むべきかは認定基準に示されています。

(よぼう医学 春号 №8)
(吉村 やすのり)

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