岐阜県子宮がん検診啓発セミナー 開催

 827日、岐阜県子宮がん検診啓発セミナーが開催されました。岐阜大学医学部産婦人科の古井辰郎教授の講演「若年者のがん治療とその後の妊娠出産について」の司会を務めさせていただきました。

 

 年間100万人以上ともいわれるがん罹患者の中の約10%は、生殖年齢またはそれ以下の患者であり、手術療法、放射線療法、がん化学療法、骨髄移植法などの進歩により、その完全寛解率は著しく向上しています。一方で治療により卵巣機能の廃絶に追い込まれることが多く、卵巣組織を温存して将来の妊孕能を確保しておく気運が高まってきています。がん・生殖医療の現状と展望についてわかりやすくお話していただきました。会員の先生方にもその重要性がよく理解していただけたと思います。

 

(吉村 やすのり)

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