待機児童の数え方

 待機児童は、認可保育施設に申し込んだのに入れなかった子どもたちのことです。これまで厚生労働省は、特定の施設のみを希望、自治体が補助する認可外施設を利用、保護者が育児休業中、保護者が求職活動を休止という4つの場合は、待機児童数から外していました。しかし、3月に待機児童の定義を見直しています。
 新しい定義では、育休中でも復職する意思がある場合は待機児童に含めることにしています。他の3つは待機児童に含めないことにより、隠れ待機児童ということになります。とくに特定の施設のみを希望で待機児童から外れた子どもは約36千人もおり、隠れ待機児童の半数を占めています。

(2017年5月31日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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