新型コロナウイルスの警戒感の日米比較―Ⅰ

政府の対応
新型コロナウイルスの感染拡大は、日米両国で深刻化しています。新型コロナを巡る自国政府の対応について聞くと、日本は評価するが47%、評価しないが46%で、賛否が分かれています。感染者が急増したとはいえ、日本の感染状況は欧米に比べて抑えられています。支持政党別にみると、評価するは与党支持層では64%でしたが、評価しないは、野党支持層で65%、無党派層で56%と多数を占めています。

一方、米国では、評価しないが61%、評価するの37%を上回っています。共和支持層では、評価するが81%に達したのに対し、民主支持層では9%と見方が大きく割れています。トランプ政権は総額約3兆ドル(約320兆円)の巨額経済対策を成立させ、失業者支援を実施するなどしましたが、感染予防を軽視する姿勢が響いています。

(2020年12月18日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

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