新型コロナウイルスの警戒感の日米比較―Ⅳ

マスク着用とワクチン接種
感染拡大を防止するためにマスクをつけるべきだは、日本で97%で、米国でも81%と高率でした。しかし、共和党支持層に限ると、つけるべきだが58%、その必要はないが37%となり、着用に否定的な意見が一定数を占めています。民主支持層はつけるべきだが99%に達しています。

ワクチン接種に関しては、すぐに接種を受けたいかと思うかを聞くと、日本では思うが50%と思わないが47%で意見が分かれています。米国では思うが58%、思わないが40%でした。日本側を支持政党別にみると、思うが与党支持層で55%と半数を超えていましたが、野党支持層と無党派層では各44%で、思わないの方が高率でした。一方、米国では、共和支持層で思うが49%、思わないが51%と拮抗していましたが、民主支持層では思うが70%に上り、支持政党による意識の違いが明確でした。

(2020年12月18日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

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