新型コロナウイルスワクチン接種状況

政府の発表によれば、8月3日現在、新型コロナウイルスワクチンの接種実績で、少なくとも1回接種した人が総人口の40.2%となり、4割を超えました。政府が公表する接種実績は、ワクチン接種記録システム(VRS)に基づいています。接種日から遅れて報告する自治体があり、企業や大学での職場接種のVRSへの登録も遅れており、実際の接種回数はさらに多いとみられます。
2回の接種を終えた人は29.8%と3割に迫っています。総接種回数は8,911万回で、1億回の大台が目前です。65歳以上の高齢者は、1回目の接種を受けた人の割合が86.6%、2回の接種を終えた人は77.1%です。ワクチン接種が進む一方、新規感染者数は首都圏を中心に増えています。

(2021年8月4日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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