新型コロナ関連の論文数

新型コロナウイルスによる感染症患者の最新の情報は、論文発表を通じて世界で共有されています。論文数は中国と米国が突出しています。査読された論文などを中心にした世界保健機関(WHO)のデータベースを分析すると、最多は中国の1,158本で米国が続いています。日本は17位の56本でした。
中国では、以前から整備されていた感染症情報システムがあり、全症例を登録する義務があります。2月には7万人の症例分析を公表し、年齢や性別、基礎疾患と重症化リスクなどを示しています。日本発の発表が進まない背景には、個々の症例データを把握する国の仕組みが十分に整備されていない面があります。国内では国の支援のものと、国立国際医療研究センターが3月から全症例を登録するデータベースの運用を始めたばかりです。

(2020年5月19日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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