日本の自殺率

 2017年版の自殺対策白書によれば、人口10万人当たりの自殺者数を示す自殺死亡率を諸外国と比較すると、日本の自殺率は6番目でした。若年層の自殺と事故の死亡率を先進7カ国で比べると、自殺が事故を上回ったのは日本だけでした。
 日本の自殺死亡率は低下しているものの、国際的には高い水準にあります。WHOの統計に基づき、2013年以降で比較的可能なデータがある国・地域を対象に厚生労働省が算出した統計によれば、日本の自殺死亡率は、人口10万人あたり19.5人でした。30.8人のリトアニアや28.5人の韓国などに続きワースト6位でした。特に女性(11.7人)はワースト3位でした。

(2017年5月30日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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