日本医療政策機構のHPVワクチンに関する調査―Ⅰ

日本医療政策機構は、HPVワクチンについて全国の20歳以上の男女1,000名にアンケート調査を実施しています。ヒトパピローマウイルス(HPV)および子宮頸がんの知識について質問しています。
HPVワクチンは現在世界の多くの国で承認され、国によっては公費助成による接種が行われていることを知っている人は、26.6%に過ぎません。またHPVワクチンが子宮頸がんを予防する効果があることも、27.5%の人しか知りません。これらHPVワクチンに関する基本的な知識を持っている人は、わずか3割であることを示しています。このことは、国民に対して、子宮頸がんさらにはHPVワクチンの予防効果に関する教育が必要であることを示しています。

(2018年日本の医療に関する世論調査)
(吉村 やすのり)

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