日本子宮移植研究会開催

 3月15日慶應大学・東京大学・京都大学の医学部有志が日本子宮移植研究会を立ち上げた。生まれつき子宮のない女性やがんで子宮を取った患者に対しての子宮移植に関する研究が始まっている。海外ではスウェーデンを中心に7人の子宮移植が成功しているが、まだ妊娠例の報告はない。

 子宮移植についてはその適応、ドナーの選定、手術手技、免疫抑制剤による催奇形性など検討すべき課題が多い。こうした研究会での医学的、倫理的な検証をすることは意義深い。

(2014年3月16日 日経新聞)
(吉村 やすのり)

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