日本語指導が必要な子ども

 文部科学省の調査によれば、日常会話や学校の授業を理解するための日本語の力が足りず、授業時間などに特別な指導が必要な外国籍の子どもは、全国の公立小中高校などに34,335人います。また、日本国籍を持っていても、日本語指導が必要な子どもは9,612人にも上ります。過去最多になっています。
 指導が必要な子どもの数の増加に、現場の対応が追いついていません。担当できる指導者がいない、教室や時間の確保が困難が大きな理由です。外国籍の子の母語は、ポルトガル語25.6%と中国語23.9%でほぼ半数を占めています。

(2017年6月13日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントは受け付けていません。