東京都の交通事故死の増加

全国の交通事故による死者は、2020年に2,839人で、統計が残る1948年以降最少を更新しました。しかし、東京都の死者数は、前年比22人増の155人と、都道府県別でワーストとなってしまいました。事故の特徴として鮮明になったのが、交通量の減少を受けた速度超過です。コロナ禍での緊急事態宣言などで、交通量が変動するなか、車の速度超過や危険な横断が目立っています。環境の変化が事故の増加に関わっています。
2020年は全国で死者数が最少となり、都市部の大阪府や愛知県も前年を下回っています。両府県とも上半期の死者が前年に比べて増えましたが、下半期には減少しています。都内の死者数が1年を通じて増えたことについては、適切な対策を打ち出すため、事故の発生経緯や道路状況の分析が必要です。

 

(2021年1月25日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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